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Também Quarteto
/「Memória de Latencista 潜伏家の記憶」
https://youtu.be/xHtFoaMer_s?si=pI_4u-rW_fn0sx_W
注)発送は1月19日以降になる予定になります。
くれぐれもよろしくお願いいたします。
▪アルバム解説▪
ベーシスト/プロデューサー沢田穣治、ギタリスト馬場孝喜、ドラマー斉藤良。日本の音楽界を陰で支える名プレイヤー陣が揃うTambém Quarteto(タンベンカルテット)は2024年結成のニューカマーバンドだ。歴戦の猛者たる彼らと演奏を共にするのはボーカリスト尾張文重。華々しい経歴はないが魅惑的な歌声の持ち主である。今作のほとんどの楽曲は尾張が※タンベンズ(※沢田穣治、馬場孝喜、斉藤良)に投げたさまざまなアイデアが基盤になっているが、彼女自身は音楽理論的な知識はほとんど無いという。普段の話し方もやや訥々としており、音源から聞こえる歌声が同じ人物から発されているとは信じ難い。ともあれ今作品がかくも素晴らしい名盤となったのは、野生のアイロニックを見事に上質な音楽として昇華させたタンベンズの手腕、そしてエンジニア鎌田岳彦の職人魂が惜しげもなく注がれているからに他ならないだろう。特撮やアニメで熱狂したあの“変身の魔法”は現実に再現可能である。さぁ、日々を紐解いていこう。
M1, M3, M7今回のアルバムの為に書き下ろされたこれら3曲は元はループするドラムパターンにメロディと詞をつけただけの簡易的なメモ音源だったという。リードトラックM1 Sample for Tambémsは上質なロックナンバー。三位一体+1のスリリングなアンサンブルは元がループのリズムとはとても想像できないグルーヴである。にも関わらずタイトルは仮のまま定着したというから面白い。確かにコレ以上にハマる語感は世界中どこを探しても無いだろう。M3,M7は露悪的な皮肉や怒りをメインテーマに据えつつキャッチーさがクセになる楽曲。苦笑いしてしまうような強烈な描写も散見するが、思わず口ずさんでしまうフレージングがズルい。しかも洗練された演奏で知性を蓄えたこれらの楽曲は上流育ちのワルい友達といった風で実にたまらない。
M2,M4,M5,M8これらは尾張文重のオリジナル曲で数年間に渡り演奏してきたというが、今作においてはタンベンズによる変幻自在の解釈により全身の筋肉がほどけ散るような怠惰的嗜好の気配を漂わせている。千鳥足で翻弄される悲しい幸せを架空の世界で満喫してほしい。M4は元は「望遠」というタイトルで歌詞はごく抽象的な言葉を綴ったものだったが極私的な世界観は引き継いだままにタイトルを「双眼」に変更し、歌詞は肉感のある別れを想起させる内容になった。(しかしかつて望遠鏡の彼方にみえた夢の女は果たしてミューズを降りたのか?)
M6,M9これらはいずれもタンベンズ沢田穣治が音楽を担当した中川陽介監督映画作品のメインテーマである。M6 水と金魚は2008年公開の映画「FIRE!」に寄せ作曲されたもので破滅的な日々を送る天才シンガー役でこの映画に出演していたシバリエがハミングを乗せた幻想的な楽曲だった。彼女は映画公開を待たずにこの世を去ったが、それから十数年の時を経て沢田穣治と出会った尾張文重がこの曲に詞をつけライブで歌うようになったのだという。
M9 フルムーンは2025年製作されたばかりの映画「夢で会えたら」の主題歌。この歌のみ中川監督作詞である。愛しい人に読み聞かせる手紙のような原詩を沢田穣治が受け取り静謐なメロディをつけ、最終的に尾張がボーカル用の編詞をしたという。今作に収録されているTambémQuartetoバージョンはサントラに収録された音源とは異なるロングバージョンである。サウンドトラックチームにより映画用に録音された演奏も極上なのでぜひ聴き比べてみることをオススメする。
今、あなたがこうしてこの記憶の内訳を読んでいるということは潜伏の失敗を意味しているのかもしれない。
そして私は誰よりもそれを願ってやまない。
2025年12月 世田谷区 某所にて ライター 佐原ザムネリ
Também Quarteto
/「Memória de Latencista 潜伏家の記憶」
Produced by
Jyoji Sawada
Vocal 尾張文重 Owari Nobue
Bass,Piano 沢田穣治 Sawada Jyoji
Guiter 馬場孝喜 Baba Takayoshi
Drums 斉藤良 Saito Ryo
All Arrangement by
沢田穣治 Sawada Jyoji
馬場孝喜 Baba Takayoshi
斉藤良 Saito Ryo
Recorded, Mixed, and Mastered by
鎌田岳彦 Kamada Takehiko
Recording Engineer Sound Director
鎌田岳彦 Kamada Takehiko
Recorded at
モウリアートワークススタジオ株式会社 Mouri Artworks Studio Inc.
Assistant Engineer
池田覚 Ikeda Satoru
Artwork Design by
水田十夢 Mizuta Tom
Photography by 沢田穣治 Jyoji Sawada
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